激しく吐く
最終編集日:2024/1/19
概要
子どもはさまざまな原因で吐くことがあります。食べすぎやかぜなどによる消化器の不調によるものから、食中毒や髄膜炎が疑われるものまで多岐にわたります。まずは子どもの状態をよく観察して、いつもと違うところがあるかをチェックします。観察する際のポイントは、吐しゃ物の内容です。
・食べた物がそのまま吐かれている
・胆汁(緑色のもの)が混じっている
・便の臭いがする
・血が混じっている
こうした観察がその後の受診時に役立ちます。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
・強い頭痛を訴える
・強い腹痛を訴える
・異物を飲み込んだ疑いがある
・吐しゃ物のなかに血が混じっている
・吐しゃ物のなかに胆汁(緑色のもの)が混じっている
・ひどくぐったりするなど脱水症状がある
医療機関を受診
・何度もくり返して吐く
・いつもよりのどの渇きを訴える
・いつもより元気がない
・食欲があまりない
・おしっこの回数がいつもより少ない
様子をみる
・飲み込んだ異物が取れた、あるいは吐き出した
・嘔吐の症状がなくなった
・食欲がある
・いつも通りの元気がある
セルフケア
何度も吐いたときは脱水状態に陥りやすいため、落ち着いたら白湯やリンゴジュース、スポーツドリンクなどで水分補給を行いましょう。飲んでもまたすぐに吐いてしまう場合は、あせらずに少量ずつ何度かに分けて与えます。
考えられる病気
監修
川崎医科大学 小児科学教授
中野貴司