お酒の飲みすぎはなぜよくない?

2021/12/21
お酒は百薬の長ともいわれます。それなのに飲みすぎはなぜ健康によくないのですか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
少量なら健康によいといわれるお酒ですが、飲みすぎは、さまざまな臓器を弱らせ、生活習慣病を引き起こす原因となります。
まず、お酒は、アルコールを分解する肝臓を疲弊させます。肝臓はアルコールの分解・解毒のためだけに働くのではなく、吸収した栄養分を必要な形につくり変えて貯蔵したり、エネルギーとして供給したりする、とても重要な臓器です。アルコールの90%は肝臓で分解・解毒されるので、飲みすぎは肝臓のオーバーワークをもたらします。その状態が続くと、脂肪肝、肝炎、肝硬変などの肝機能障害につながるのです。
アルコールを分解する過程で尿酸が合成されますが、その際に生じる乳酸が尿酸の排泄を阻害するので、高尿酸血症を招くこともあります。
このほか、膵炎(すいえん)、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、心臓疾患、脳血管障害など、さまざまな病気を引き起こす原因となります。また、咽頭がん、口腔がん、食道がん、大腸がんなどは、お酒の飲みすぎとの強い因果関係が指摘されています。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。