高い熱
最終編集日:2024/1/19
概要
子どもの発熱はよくあることで、多くの場合、急を要する症状ではありません。あわてないことが大切です。子どもの体温は大人にくらべて高めの36.5~37.4℃ほどで、気温が高いときは37.5℃を超えることもあります。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
・生後2カ月未満の赤ちゃんで38℃以上の熱が出た
・目や表情に生気がなくぐったりしている
・発熱とともにけいれんが3分以上つづいている
・呼吸が苦しそうで肩で息をしている
医療機関を受診
・発熱とともに発疹、激しいせき、嘔吐、耳の痛みなどがある
・おしっこの回数が減っている
・38℃以上の発熱が3日以上つづく
様子をみる
・発熱はあるが、元気に遊んでいる
・水分もとれ食欲もある
・きげんがよい
セルフケア
発熱時の対処法で大切なのが水分補給です。水分は一度に飲ませるのではなく、少しずつ補給することがポイントです。最近は塩分などの電解質と少量の糖質を水に加えた経口補水液が市販されていますし、湯冷ましや水などもおすすめです。
考えられる病気
監修
川崎医科大学 小児科学 教授
中野貴司
この傷病に関連したQ&A
ウイルス性肺炎で子どもの熱が下がらない
女性/30代2024/07/28子どもが3週間、発熱を繰り返す
女性/30代2024/07/11子どもがコロナ感染。3日経つが高い熱が続く
女性/40代2023/08/10乳幼児の夏かぜ・ヘルパンギーナの予防と対処法は?
女性/20代2023/06/23乳児の高熱。食欲もあり機嫌もよいが受診すべき?
女性/20代2023/01/05乳児のノロウイルスによる胃腸炎が心配
女性/30代2022/12/16橋本病の治療中に新たな症状が加わり、副作用ではと不安
女性/30代2022/11/19子どもの発熱時のケアと受診の目安は?
男性/30代2022/07/28かぜの解熱後の入浴は?
女性/40代2022/06/29子どものかぜの注意点
女性/30代2022/01/28
関連するキーワード
発熱
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。