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治療が必要な「肥満症」と肥満の違いとは?

男性/40代
2026/02/25

治療が必要な「肥満症」とは、どんな状態なのでしょうか? 単なる肥満とはどう違うのでしょうか?

この質問への回答

みんなの家庭の医学メディカルチーム

「肥満」とは、太っている状態のことを指します。体格指数(BMI)が25以上の場合に肥満と分類され、35以上の場合には高度肥満と分類されます。エネルギーの摂取と消費のアンバランスによるものが一般的です。病気を意味するものではないため、治療の対象にはなりません。


一方、「肥満症」は、肥満状態に加えて、肥満に関連する健康障害を有する場合や発症する可能性がある場合、または、内臓脂肪の過剰な蓄積によって、将来的に健康障害が発生するリスクが高い場合に診断されます。肥満症そのものの症状はありませんが、合併した健康障害によって、現れる症状は異なります。


肥満に関連する健康障害とは、以下の11種類です。いずれか一つ以上が当てはまると肥満症に該当し、治療の適応となります。

●耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)

脂質異常症

高血圧症

高尿酸血症痛風

●冠動脈疾患

脳梗塞一過性脳虚血発作

●非アルコール性脂肪性肝疾患

●月経異常・女性不妊

●閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群

●運動器疾患(変形性関節症:膝関節股関節・手指関節、変形性脊椎症

●肥満関連腎臓病


内臓脂肪が過剰に蓄積しているかどうかは、腹囲測定(男性:85cm以上、女性:90cm以上)と、腹部CT(内臓脂肪面積100cm²以上)によって判定されます。


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