腹囲

最終編集日:2022/7/29

メタボリックシンドロームの診断基準のひとつです。腹囲は、立った状態でへその高さの周囲径を計測します。内臓脂肪の面積が100㎠を超えると、内臓脂肪型肥満となりますが、正確にはCT検査をしなくてはわかりません。そこで、それに相当する腹囲(男性は85cm以上、女性は90cm以上)を内臓脂肪型肥満の指標にしています。


検査でわかること

男性85cm以上、女性90cm以上であれば、内臓脂肪が過剰に蓄積されている、内臓脂肪型肥満が疑われます。内臓脂肪型肥満で、かつ高血圧、高血糖、脂質異常のうち2つ以上が組みあわさった場合、メタボリックシンドロームと診断されます。その状態がつづくとやがて動脈硬化をひき起こし、さらには心臓病や脳卒中の危険が高まることがわかっています。


基準値

男性85cm未満
女性90cm未満
(日本人間ドック学会)


基準値より高い場合に疑われる病気

・肥満症
・高血圧症
・糖尿病
・脂質異常症 など

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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