排便回数が多い、下痢
最終編集日:2024/1/19
概要
排便回数が多いという症状でもっともポピュラーなものとしては、過敏性腸症候群が挙げられます。検査では腸に異常が見つからず、排便の回数が多く、下痢だけでなく便秘と混合するタイプもあります。ときには、腹痛、おなかが張る、頻繁に便意がある。グルグル音が鳴る、などの症状もあり、緊張やストレスが強まるとさらに悪化するという特徴があります。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
・下痢に血液が混じる
・腹痛がひどくなった
・脱水症状がひどく、ぐったりしている
医療機関を受診
・食欲がない
・便の回数が増え外出ができない
・腹痛の頻度が増えた
様子をみる
・外出しない日は腹痛も下痢もない
・体重の減少がみられない
・リラックスしているときは症状がない
セルフケア
下痢が日常的に起こる場合、過敏性腸症候群以外の病気も考えられます。単なる下痢と軽視せず、速やかに受診して下痢の原因を知っておくことが大切です
考えられる病気
監修
草間かほるクリニック 院長
草間香