Question
食中毒の症状と予防法について知りたい
梅雨の時期、食中毒が心配です。食中毒を起こすと、どのような症状が出ますか。また予防のために心がけるべきことを教えてください。
女性/30代
2021/12/21
Answer
食中毒の原因には、細菌やウイルス、原虫などの病原体、キノコやフグ、ジャガ芋の芽などの自然毒、農薬などの化学物質などがあります。代表的なものとして、サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌(O157など)、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌、セレウス菌などが挙げられます。一般的な食中毒の症状は、発熱や急性の下痢、嘔吐、腹痛、血便などの胃腸炎症状です。
調理の際の予防のポイントを以下に挙げます。
①新鮮な食材を購入しましょう。冷蔵庫を過信することなく、冷蔵庫に詰めすぎないなど、保存の仕方にも注意が必要です。
②清潔を心がけましょう。手洗いを十分にするのはもちろんのこと、タオルやふきん、まな板や包丁も清潔なものを使用しましょう。また、ごみはこまめに捨てましょう。
③加熱調理する食品は十分に加熱し、残った食品は思い切って捨てましょう。また、保存するときは冷めてから冷蔵庫へ入れ、温め直すときにも十分に加熱しましょう。
食中毒はきちんと対策すれば防ぐことができます。万一、お腹が痛くなったり、下痢をしたり、気持ちが悪くなるなどの症状がみられる場合は、かかりつけ医などに相談しましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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胃腸炎
食中毒
O-157
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