更年期抑うつ症状

こうねんきよくうつしょうじょう

最終編集日:2022/3/30

概要

閉経前後の10年間を更年期と呼びます。この期間に現れる体調不良や情緒不安定などの症状を更年期症状といいますが、そのうちの精神症状のひとつに更年期抑うつ症状があります。

抑うつ症状は更年期障害のひとつとして現れることもある一方で、ホルモンバランスの変化が現れる更年期の時期に起こる、さまざまなライフイベントなどをきっかけに、うつ病を発症することもあります。このふたつは治療法が異なるため、適切に診断する必要があります。


原因

女性の場合、卵巣機能は40歳以降、徐々に衰退し始めるため、卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン)が急速に減少していきます。それによってホルモンの調整をつかさどる視床下部が混乱して体内のホルモンバランスが崩れ、不調をひき起こします。

症状

女性に多い症状は、イライラや不安感、興奮亢進、抑うつ、気分の落ち込み、不眠・寝つきが悪いなどです。とくに抑うつを訴えるケースは多く、更年期女性の約40%にみられます。

検査・診断

婦人科、心療内科または精神科を受診します。問診のほか、必要に応じて血液検査などを行います。

治療

ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、抗うつ薬・抗不安薬、睡眠薬などによる治療などが行われます。

セルフケア

予防

更年期はホルモンバランスの変化だけでなく、介護や子どもの受験など負荷の大きなライフイベントが起こる年代にもあたります。適度な運動や自分なりの気分転換の方法を意識するようにしましょう。体調がすぐれない、気分が落ち込むなどの症状があれば医療機関を受診するようにしましょう。

監修

Raffles Medical Clinic Hanoi 婦人科

秋野なな

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