月曜日の憂うつ

最終編集日:2022/1/28

楽しかった週末が終わる日曜の夜、「ブルーマンデー症候群」といわれるように、仕事が始まる現実に直面して多かれ少なかれ憂うつな気持ちになることは、誰もが経験のあることでしょう。働く人にとっての永遠の悩みともいえる月曜日を気持ちよく始められるための秘訣をご紹介します。


まず、仕事が始まる月曜日のことをあれこれ考えてしまう人には、心理的な負担を少しでも軽くするために、翌週の仕事の予定や段取りなどを金曜日までに整理しておく方法があります。一連の仕事はなるべく金曜日までに片づける、持ち越す場合は終わりの目安をつけておくなどすると、「スムーズにスタートできる」という気持ちで月曜を迎えられます。


「週末も仕事のことが頭から離れない」という人でも、こうした流れを習慣にすることで、仕事と週末の区切りをつけられるはず。月曜の朝さえ乗り切れば仕事を楽しめて、他の日は問題がないのであれば、仕事モードに入るのに時間のかかるタイプなのかもしれません。月曜日は、その日1日を乗り切ることだけに集中してみることも試す価値があります。


とはいえ、休み明けの月曜日に、朝から気分も体も元気一杯という人はそれほど多くはないかもしれません。朝シャワーを浴びる、軽い運動や体操をする、しっかりと朝食をとる、濃い目のコーヒーを飲む、早めに家を出てお気に入りのカフェで一息ついてから出勤するなど、心と体をリセットするための方法を探してみましょう。


働いている限り、仕事の先行きを想像して心配になるのは正常な反応です。「憂うつになるのは当然だ」と自分に言い聞かせたり、「月曜日の朝はきついね」などと家族や友人、同僚に打ち明けたりするだけでも気持ちが楽になります。月曜の朝に疲労感が残らないよう、日曜の過ごし方を工夫することも効果的。ぜひ、あなたなりの方法を見つけてください。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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