更年期はみんなが通る道

最終編集日:2022/5/15

女性にとって閉経前後の10年間ほどの更年期をどうのり切るかは大きな問題です。程度の差はあれ、おもに女性ホルモンの減少により、のぼせやほてり、多汗、冷え、動悸、めまい、不眠、イライラなどの症状が出現。また、この時期から骨粗鬆症や脂質異常症などのリスクも増加してきます。


避けては通れない道であるなら、不快な症状を少しでも改善させたいもの。治療としては、ホルモン補充療法(HRT)や漢方療法などがあります。同時に生活習慣の改善を図ることも大切です。


【ホルモン補充療法(HRT)】

HRTは女性ホルモンを補充する治療法で、のぼせやほてり、発汗などに効果があります。さらに、腟の乾燥や性交痛、過活動膀胱の改善も期待できるほか、骨粗鬆症や脂質異常症、動脈硬化の予防、さらに認知機能の改善に役立つという報告も。ただし、HRTが受けられない人や慎重な判断が必要になる場合もあります。


【漢方療法】

副作用が比較的少ないので、HRTが受けられない人でも取り組める治療法です。症状によっては、HRTより効果が高いこともあります。冷えやのぼせ、めまい、肩こりや頭痛の緩和、不安やイライラなどに効果があるといわれています。


【食生活の改善】

食生活では、栄養バランスのとれた食事をきちんととることで、更年期あたりから起こりやすくなる骨粗鬆症や脂質異常症、動脈硬化などの予防につながります。大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをするため、積極的に取り入れたい成分。また、カルシウムやその吸収に必要なビタミンDも更年期以降に大切な栄養素です。


更年期を前向きに、快適に過ごすためには、考え方を変えてみることも必要です。あまり思い悩まず、何事も前向きにとらえるようにすると気持ちが楽になることもあります。


監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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