Question
歯茎の腫れは親知らずの影響?
奥歯の歯茎が腫れて痛みがあります。更年期になると歯茎が腫れやすいという話を聞いたのですが、それが原因でしょうか? 実は、親知らずが埋まっていることが原因の可能性もあり、婦人科に相談するか、歯科で親知らずの抜歯を検討するか迷っています。
女性/40代
2024/10/10
Answer
更年期になると、女性ホルモンの分泌が減り、骨密度が低くなって歯を支える顎の骨も弱くなるのが一般的です。そのほか、歯茎がやせて、口が渇きやすく、唾液の分泌が減ることも歯茎の腫れ(歯肉炎)の原因となり、歯周病を発症しやすくなります。
ただ、女性ホルモンの影響だけではなく、高齢になり自己免疫力が低下することやストレスの蓄積なども影響していると言われています。
ご相談者の場合、歯茎の腫れの原因に親知らず(智歯)の影響が考えられるということであれば、まずは歯科への受診をおすすめします。
親知らずを抜くか残すかは、歯の生え方や、周囲の歯への影響など、状態によって異なります。
一般的に、抜いたほうがよいと判断されるのは、以下のような場合です。
①親知らずの周囲が腫れ、食べ物が詰まるなどして、炎症を起こすリスクがある
②手前の歯や歯茎に障害を起こしている
③歯並び、かみ合わせに問題がある
④口臭の原因となっている
歯科を受診し、歯茎の腫れや痛みの原因について診てもらったうえで、親知らずをどうするか相談されるとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
歯周病
歯ぐきの異常
更年期
歯科
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。