血糖値に配慮した「おやつ」の選び方とタイミング
最終編集日:2023/11/20
一般的に「おやつ」としてよく好まれる菓子や飲み物には糖質や脂質が多く含まれるため、血糖値の上昇やエネルギーオーバーを招きやすい傾向にあります。
1回の食事量が少ない場合には食事だけでは1日に必要なエネルギーや栄養素が足りないため、おやつで効率的に補います。
しかし、慢性的に運動不足気味で食事によるエネルギー量がオーバーしがちな大人にとって、おやつは上手にとらなければ、糖尿病をはじめとする生活習慣病を引き起こす悪い習慣になってしまいます。糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌が不足したり、働きが悪くなったりすることで、血液中の糖が処理しきれず、慢性的に高血糖の状態が続く病気です。血管に負担がかかることはもちろん、心臓病や脳卒中、腎不全、失明や足の切断など、重い合併症を引き起こすことがあります。糖尿病を発症した人、予備軍と言われた人は、生活習慣を改善して合併症や糖尿病の発症を予防しなくてはいけません。
糖尿病予防のためにも、おやつをとる場合は血糖値に配慮し、食べる内容と時間がポイントになります。
糖質の多い甘い菓子よりも、たんぱく質が多く糖質の少ないヨーグルトやチーズ、食物繊維やビタミンが補える果物などがおすすめです。おやつを食事と食事の間にとると、食事で上がってしまった血糖値が十分に下がらないまま、おやつでさらに血糖値を上げてしまう可能性があります。さらに、活動量が下がる夕食後から深夜のおやつはおすすめできません。とる場合は、比較的間隔があきやすい昼食と夕食の間です。適度にとれば、夕食の食べすぎの防止にもつながります。
いくらヘルシーなおやつでも、1日の適正エネルギー量以上に食べてしまうのは避けたいものです。適度な間食を心がけ、必要な栄養素は食事でしっかりとるように心がけましょう。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム