微糖のアイスコーヒーは血糖値を上昇させる？

市販のアイスコーヒーにはいろいろなタイプがありますが、一般的には甘さ控えめや微糖と表示されているものは、そうでないものに比べて含まれている砂糖の量は少ない傾向にあります。ただ少ないとはいえ、砂糖が使用されていれば、空腹時に飲むことで血糖値が急上昇する可能性は否定できません。

一方、砂糖ではなく血糖値を上げにくい甘味料が使用されているアイスコーヒーがあり、この場合は血糖値の急上昇は起こりにくいと考えられます。血糖値に影響を与えにくい甘味料としては、糖アルコールや難消化性オリゴ糖、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、L-フェニルアラニン化合物などがあります。血糖値が気になる場合は、これらを甘味料として使っているものを選ぶのもいいでしょう。

血糖値のコントロールは、食事・運動両面からの生活改善を続けることが大切です。自身の生活スタイルに合わせた方法をとりいれて継続されるとよいでしょう。