理想的な昼食の選び方は?
最終編集日:2022/1/21
人生を80年とすると、人は一生に約9万回弱の食事をとることになります。毎日の昼食もそのうちの大事な1食。あまり考えずに手軽にすませている人もいますが、昼食の選び方を変えるだけで、健康的な生活につながってきます。
昼食に限らず、1食の食事で配慮したいのは、エネルギー量と栄養のバランスです。1食分のエネルギー量は1日の摂取エネルギー量の1/3程度が目安。ダイエットが気になる人もいると思いますが、昼食をきちんととれれば、夕食をつい食べ過ぎてしまうといったことも避けられます。
栄養バランスの面では、毎日できれば決まった時間にきちんと食事をとるようにしましょう。メニューは、主食、主菜、副菜を揃えるとバランスが取りやすくなります。理想的なのは子どもの給食。大人でも定食メニューを意識して選んだり、めん類の場合は野菜の具材の多いものにしたりすれば、自然と栄養バランスが整います。
コンビニを利用することが多い人も、少し意識を変えるだけで健康的な昼食にすることができます。例えば、おにぎりをメインにするなら、たんぱく質を多く含むゆで卵(主菜)と野菜サラダ(副菜)を組み合わせるだけで栄養バランスが整います。逆にカップ麺とおにぎりといった炭水化物に偏った組み合わせはNGです。
健康を考える上で毎日の食事が重要なことは、誰もが認めることと思います。たかが昼食から、されど昼食に。毎日のランチタイムが楽しみの時間になれば、午後も充実して過ごせそうです。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム