いつもの睡眠パターンが変化したら? ~ストレスによる不眠への対処法

最終編集日:2023/4/13

新年度がはじまり、自身を取り巻く環境が変わった人も多いのではないでしょうか。このようなときに気をつけたいのが「睡眠」です。もしも寝つきが悪い、途中で目覚める、眠りが浅いなど、睡眠パターンに変化が起きているなら、早めに対処していきましょう。


●よい変化もストレスになる

入学や就職、昇進や異動など、一見すると前向きで喜ばしいことでも、私たちの心はストレスを感じています。新しい環境に慣れるまでは、心もからだも疲れやすいものです。

環境に変化があったときは、ストレスを感じているのだと知っておくことも大切です。


●今日からできるセルフケア

ストレスは睡眠に影響を及ぼします。そのようなときは、次のことに気をつけましょう。


「生活リズムを整える」

体内時計を乱れさせないためにも、起床・就床時間が一定になるように配慮しましょう。特に週末の夜ふかしや寝坊には気をつけて。


「運動習慣をつくる」

適度なからだの疲労感は、よい睡眠へとつながります。軽く汗ばむようなウォーキングが理想的ですが、入浴やストレッチでもOK。運動習慣がない人は、まず毎日歩く時間をほんの少し長くすることからはじめてみましょう。


「ストレス発散方法を見つける」

趣味の時間を楽しむなどして、ストレスを発散しましょう。何をすれば気分転換できるのか、自分なりの発散方法を見つけ出しておくことはとても大切です。


「寝る前はリラックスを心がける」

眠る前に興奮したり、イライラしては睡眠の妨げになります。入浴やストレッチをする、好きな音楽を聞くなど、心地よい時間を過ごすことで心身をリラックスさせましょう。


ストレスはときに、何かを頑張るための活力になることもあります。しかし、長期的にストレスを抱えて十分な睡眠がとれなくなると、心身に不調を起こし、適切な治療が必要になる場合も。困ったときや、改善がみられない状態が続くときは、医療機関を受診することも大切な選択肢です。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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