睡眠が不安定で日常生活に支障が…

男性/30代
2024/11/26

早朝に目が覚めて寝つけなかったり、逆に昼間に眠くなったりするなど、睡眠が不安定になっています。そのせいか、仕事中にひどい眠気を感じたり、頭がうまく働かず、ぼーっとしてしまったりすることがあります。睡眠について相談するとしたら、何科を受診したらよいでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

睡眠に関してトラブルがある状態のことを睡眠障害といいます。睡眠障害には、寝つきが悪い、睡眠中に目が覚める、予定よりも早く目が覚めてしまう、熟睡感が得られない、昼間の強い眠気など、さまざまな症状があります。その原因は、ストレスや疲れ、からだの病気(高血圧症、心臓病、呼吸器疾患、腎臓病、糖尿病など)、こころの病気、生活リズムの乱れ、環境など、人によってさまざまです。

睡眠に関する症状があり、集中力の低下や倦怠感などで日中の活動に支障がある場合は、セルフケアや治療などの対処が必要です。


一般的には、まず良質な睡眠に適した環境づくりや生活習慣の改善を行い、それでも効果がなければ受診がすすめられます。

睡眠を専門に扱っているのは精神科になりますが、かかりつけ医がいる場合は、まずは相談をしてみるのもいいでしょう。


よい睡眠を得るための工夫としては、日々の就寝・起床時間を一定にする、日中に適度な運動を行う、自分なりの方法を見つけて気分転換する、寝る前にリラックスする時間をつくる、寝酒は止めるなどです。

寝酒は、寝つきがよくなるように思われますが、睡眠の質を低下させるともいわれますので、避けましょう。


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