ストレスと飲酒
最終編集日:2022/10/31
秋の人事異動やそれにまつわる転勤・転居などで、自身や周囲の環境が変わったという人もいるのでは。それがよい変化であれ悪い変化であれ、環境の変化はストレスがかかるものです。そんなとき、気持ちを紛らわすためにお酒を飲んでいませんか。
アルコールを飲むと一時的に嫌なことを忘れてリラックスできたり、気持ちが高揚して食欲が増し元気なったりすることもあるでしょう。しかし、飲酒によりストレスを紛らわせようとすると、ついつい量が増える傾向にあり、アルコール依存症に発展する可能性があります。ストレスを感じているときは、まず疲れを癒やして体のエネルギーを充てんすることが大切です。
生活リズムを整えるために、睡眠と食事は基本です。もし、眠れない、食べられないという状態が自分の力だけではコントロールできない状態なら、ためらわずに医療機関に相談してください。ストレスを無理に発散させる必要はありません。ゆったりと心地よい時間を持ち、ストレスに感じている出来事から頭を切り離して、心とからだを休息させましょう。
飲酒量を減らしたいときは、具体的な目標を決め、それに向かってチャレンジすることがおすすめです。1日の飲酒量を減らすよりも、飲酒日数を減らすほうが達成しやすいともいいます。カレンダーや日記などに、達成した日は印をつけるなどして、目に見えるようにするのもいいでしょう。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
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