Question

お酒を飲みすぎると体にどんな影響がある?

お酒が好きで、毎日飲みます。飲みすぎの弊害を教えてください。

男性/30代

2022/01/28

Answer

多量飲酒は、さまざまな病気のリスクを高めることがわかっています。その例としては、急性アルコール中毒やメタボリックシンドローム、胃腸障害、肝臓病、膵臓病、心臓病、痛風、脳卒中、がん、認知症、そしてアルコール依存症などがあげられます。


お酒は適量を守り、週2回の休肝日を設けるなど、飲みすぎないための工夫が必要です。厚生労働省の「健康日本21」では、純アルコールで1日平均約20gを「節度ある適度な飲酒」としています。ビールなら中瓶1本(500ml)、日本酒なら1合(180ml)、ウイスキーはダブル1杯(60ml)、焼酎は0.6合(110ml)が目安となります。


ただし、女性や高齢者のほか、飲酒後に顔が赤くなったり、吐き気、動悸、眠気、頭痛などが起きたりする人は、アルコールを分解する力が低いと考えられるため、これより減らしたほうがよいでしょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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アルコール
膵炎
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