ペプシノゲン(ペプシノーゲン)
最終編集日:2022/7/29
ペプシノゲンは胃の粘膜から分泌されるペプシンのもとになる成分です。血液中にあり、ペプシノゲンの数値が下がると、胃の粘膜が縮んでいることを示しています。ペプシノゲンの検査では、血液中のペプシノゲンの量を測ることで萎縮性胃炎を見つけることができます。
検査でわかること
萎縮性胃炎は胃がんの前段階といわれているため、胃がんのリスクを見つけるために行われることが多いです。陽性と判定されれば、経過観察しながら、胃がんへの対処を行います。注意が必要なのは、ペプシノゲンの検査は、胃がんを見つける検査ではなく、リスクを知るうえで有効というものなので、陽性でも胃がんが存在していることを示すわけではなく、陰性でも胃がんが見つかることがあります。
検査は、採血で行われるため、放射線被曝の心配がなく、妊娠中でも受診が可能です。ペプシノゲンには、分泌される場所によって、ペプシノゲンⅠとペプシノゲンⅡがあり、ⅠのみではなくⅠ/Ⅱ比をみることが大切です。
基準値
陰性(-)
ペプシノゲンⅠ値70.1ng/mL以上、またはペプシノゲンⅠ/Ⅱ比3.1以上
(厚生労働省 三木班)
監修
寺下医学事務所 医学博士
寺下謙三