心電図検査

最終編集日:2022/7/29

心臓は微量の電気を周期的に発生させ、その電気が心臓の筋肉(心筋)を伝わることで収縮や拡張をくり返し、全身に血液を送っています。連続する収縮と拡張の動きが「拍動」です。


検査でわかること

心臓の電気的活動(拍動)を計測する心電図検査では、心臓が規則正しく動いているか、心筋に障害がないかなどを調べます。
心電図検査は両手足と胸にいくつかの電極をつけて行います。電極が心臓で発生する微小な電気信号をひろって波形として記録し、健診で行われる心電図検査(12誘導心電図)では、1枚の心電図記録に12種類の波形が記録されます。


心電図の標準的波形

心電図には、正常波形とされている標準的波形があり、その一定範囲内にあてはまらなければ異常と判定され、心臓疾患を見つける手がかりとなります。
健診での心電図検査では、心電図で得られる波形において異常に該当する検査所見に注目し、とくに虚血性心疾患と不整脈の2種類が重視されます。


標準的波形から外れた場合に疑われる病気

虚血性心疾患
・狭心症:心筋に酸素や栄養を送る冠動脈が細くなる
・心筋梗塞:冠動脈が閉塞して、心筋が壊死する
・心肥大:高血圧などにより心臓に負荷がかかり、心筋が肥厚する
・ほか心膜炎、心筋症、心不全など


不整脈
・心房細動、期外収縮、徐脈、頻脈など


自覚症状のない場合もありますが、要精密検査、要治療と診断された場合は、なるべく早く循環器科のある医療機関を受診して、心臓疾患の精密検査をすることが重要です。

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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