Question

自慰行為で心拍が上がらず不安

最近、自慰行為で心拍数が上がらなくなっていることに気づきました。普通は心拍数が上がると思いますが、心臓に異常があるのでしょうか? この半年で体重が増え、BMI(体格指数)が26です。肥満も関係しているのか気になっています。

男性/20代

2024/02/17

Answer

脈拍(心拍)は1分間に60~100回、ほぼ規則的に打ちます。私たちは体験的に、運動や緊張時には脈拍が増え、逆に安静にしているときや眠っているときには脈拍が少なくなることを知っています。また、子どもの脈拍は多いなど、年齢によっても脈拍は変化します。

それ以外の病的な脈拍を一般的に「不整脈」と呼んでいます。安静時に1分間に100回を超えるようなものを「頻脈」、50回を下回るものを「徐脈」といいます。そのほか、脈が飛ぶような状態もあります。不整脈が繰り返されると、動悸、息切れ、めまい、倦怠感などの症状が現れます。


通常、自慰行為によって心拍数は上がります。ご相談者は心拍数が上がらなくなったと心配されていますが、上記のような症状や胸の痛みなどはあるでしょうか。また、ほかの状況で脈拍を測ったときに、脈拍数の異常がみられたでしょうか。該当することがあるようなら、循環器内科を受診して、不安に思っていることを相談し、心電図検査で心臓の状態を確認しておくと安心でしょう。


また、BMIが26ということで、腹囲が大きく(85cm以上)体脂肪率が高い場合には、心臓に負担がかかりやすい状態です。将来、生活習慣病にかかるリスクも高くなるので減量をおすすめします。食事内容の見直しとカロリーのとりすぎに気をつけながら、適度な運動を行いましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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