心電図の異常Q波、精密検査は必要?

2024/09/04
健康診断の心電図検査で異常Q波を指摘されました。精密検査は必要ですか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
心電図検査は、心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することによって、不整脈、心筋の血液循環の不良(狭心症)、心筋の壊死(心筋梗塞)がないかを調べるスクリーニング検査です。
心電図では、1回の心拍の中に、QRS波と呼ばれる、とがった山のような形で表される動きがあります。QRS波はQ波(下向きの動き)、R波(上向きの動き)、S波(下向きの動き)に分けられ、波が何秒かかっているかで基準値が決められています。QRS波の基準値は0.06~0.10秒で、非常に短い時間です。
「異常Q波」はQRS波のうち、Q波の時間が延びている状態を指します。心筋梗塞や心筋症などの心筋障害に起因することもありますが、健康な人でも体質によって起こることがあります。精密検査の結果、「偽陽性」で異常なしとなるケースも多くみられます。
ただし、症状がなくても、心臓疾患の危険因子である喫煙をしていたり、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などがある場合、血液検査で何らかの異常が指摘されている場合には、さらに詳しい検査が必要です。
精密検査は見つかった異常に対しての原因を診断するために行われます。一度、循環器内科を受診して、心筋の異常がないかを診断してもらうと安心でしょう。


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