Question
不規則に起こる動悸や息切れは更年期のため?
1年くらい前から、動悸や息切れが時々起こるようになりました。診察時に心電図検査を受けても特に異常はなく、症状もすぐに治まるので様子をみていますが、更年期に同様の症状が起こることがあると聞いたので、かかりつけの婦人科に相談したほうがよいでしょうか?
女性/50代
2024/03/26
Answer
更年期には、急に動悸がしたり、息苦しく感じたりすることがありますが、はっきりとした原因がわからないこともあります。心臓や肺などの病気からくる症状ではない場合は、女性ホルモンの低下による症状や、ストレスなどによる自律神経の乱れからくる症状の可能性も考えられます。
自律神経失調症の症状は、ストレスや環境の変化、生活習慣の乱れなど様々な誘因から起こるとされており、特に季節の変わり目など寒暖の差が激しいときには、変化に合わせてからだを一定に保とうとするために負担が大きくなります。
更年期障害や自律神経失調症の症状に対しては、一般的に、女性ホルモン薬、漢方薬、自律神経調整薬、抗不安薬などが処方されます。また、ストレスの解消や規則的な生活習慣、気分転換など心がけることにより、症状を感じにくくなることもあります。
心電図などの検査で問題がなかった場合には、かかりつけの婦人科医に、考えられる状態や今後の治療方針、生活上の注意点など、遠慮なく相談することをおすすめします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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