血圧

最終編集日:2022/7/29

心臓はポンプのように収縮と拡張をくり返しながら、血液を血管に送り出しています。そして、血液が流れるとき血管(血管壁)の内側にかかる圧力が「血圧」です。
全身に血液を送り出すために心臓が収縮するとき、血管を押し広げる力がもっとも強くなります。これが最高血圧(収縮期血圧)です。一方、全身から戻ってきた血液を吸い込んで心臓が拡張したとき、血圧がもっとも弱くなります。これが最低血圧(拡張期血圧)です。


検査でわかること

血圧の測定では心臓のポンプ機能は正常なのか、高血圧、低血圧の症状があるかどうかを調べます。高血圧の状態がつづくと血管が厚く硬くなり、心臓に負担がかかります。深刻な病気のリスクを回避するためにも、血圧値の把握が大切です。
測定は、手動式や電子式の血圧計から延びるゴムの袋が入ったカフ(腕に巻くバンド)を上腕部に巻いて行います。このとき、上腕部は心臓の高さにします。カフの袋に空気を送り込んで動脈を圧迫し、血流が阻害された状態からカフの圧力を下げていき、血流が再開してカフ内に振動が生じたところが最高血圧です。さらにカフの圧力を下げつづけ、血流の変動が小さくなってカフ内の振動が最小となったところが最低血圧です。


血圧の基準値

収縮期血圧(最高血圧):129 mmHg以下
拡張期血圧(最低血圧):84 mmHg以下
(日本人間ドック学会)


基準値からはずれた場合に疑われる病気

・低血圧症(最高血圧100mmHg以下、最低血圧60mmHg以下)
貧血、自律神経失調症など
・高血圧症
動脈硬化症、心筋梗塞、脳卒中、狭心症、脳梗塞、脳出血、糖尿病、腎臓病など

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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