医療機関などで血圧を測ると高くなる

日常生活で血圧を計測すると正常値の範囲内なのに、医療機関や健診時などに測ると正常値を超えてしまうとのこと。血圧は100～129／50～84㎜Hgが基準範囲で、通常140／90㎜Hgを超える場合には、内科で相談することをおすすめします。

医療機関などで測定すると血圧が高くなる人は、緊張で自律神経の乱れが起こり、交感神経が優位になるなどで、一時的に高血圧になる場合があると考えられています。診察室での血圧は必ずしも普段の血圧値を反映しないといわれますが、自宅で測定ができれば、起床後に排尿を済ませてからと就寝前の1日2回、測定をしてみてはいかがでしょうか。

自宅に血圧計がない場合は、職場や薬局、スーパー、スポーツクラブなど、血圧計を設置している施設などで可能な範囲でまず血圧を測定してみることをおすすめします。

喫煙は、たばこに含まれる化学物質が体内に吸収され、血管の収縮を促すため、血圧を上げる作用があります。禁煙によって、結果的には血圧値にもよい効果が期待されるでしょう。