かぜに伴う合併症

2021/12/21
子どもがかぜをひいてよく高熱を出したりします。今のところ重症化していませんが、かぜをこじらせるとどんな合併症が起こりますか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
かぜの合併症には次のような病気があります。
◇中耳炎
のどから耳に通じる耳管からかぜのウイルスが入って、耳の中の中耳が炎症を起こします。 中耳腔に分泌液が貯留し、耳痛や難聴が強くなります。
◇肺炎
かぜから急性気管支炎とつづいて起こります。気管支は肺の中で枝分かれして、細気管支となり肺胞に達しますが、この肺胞とその支持組織である肺間質が炎症を起こした状態です。 激しいせき、膿のようなたんや熱がでます。
◇副鼻腔炎
鼻の鼻腔に続く空洞様構造の副鼻腔に、かぜのウイルスが入って膿がたまる病気です。 頭が重く、鼻みずがのどに流れ、物のにおいを感じなくなります。
◇心筋炎
インフルエンザなどのウイルスのため、心臓の筋肉が炎症を起こす病気です。 筋肉が炎症を起こしているので、心臓の力が弱くなります。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。