ホルター心電図検査

最終編集日:2022/7/29

めまいや動悸、失神などの症状があり、不整脈や狭心症が疑われる場合に行われます。24時間、胸に2種類の電極をつけ、小型の機械を腰に携帯して、日常生活のすべての脈を記録し、脈の乱れ、胸の痛み、1日の心拍数の変化、心電図波形で異常がないかを調べます。動悸、胸痛、失神などの症状があれば、行動記録表に記載し、症状が現れるタイミングと動作、ホルター心電図の脈の記録を照らしあわせて解析します。食事中、運動時、排便中、安静時、夜中、寝起きなどさまざまな状況下で、どのように心臓が動いているのかを調べるため、入院ではなく通常の生活をしながら行います。


検査でわかること

解析結果で、正常洞調律(Normal Sinus Rhythm: NSR)となれば「不整脈なし」となります。心房細動やST-T異常といった脈の異常がみられた場合は、精密検査が必要です。


基準値

正常洞調律(Normal Sinus Rhythm: NSR):不整脈なし


関連する検査

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監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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