MRI(核磁気共鳴画像)

最終編集日:2022/7/29

MRIは、強い磁気と電波を利用してからだの断面を画像化する医療機器です。人体の大半は水分で構成され、体内には水素原子が多く存在します。水素原子はMRIの装置から発生される磁気と電波に共鳴して動き、電気信号を出します。それをコンピュータで解析して画像をつくり出すのです。
MRIでは、あらゆる角度から、からだの断面を画像化することができます。対象部位は、脳、脊髄、内臓、筋肉、関節、血管などで詳細に見ることができます。骨や空気の影響を受けにくいため、CT検査の画像より鮮明な画像を得られることも大きな特徴です。造影剤を使うと、腫瘍や結石がより鮮明に写ります。
MRIは、とくに頭部の病気(脳の血管の詰まりや腫瘍)の診断に有効とされています。また脊髄、内臓、骨盤領域(前立腺・膀胱・子宮・卵巣・直腸など)の炎症、腫瘍、リンパ節病変などの病気を見分けるのにも適しています。
検査には30~40分ほどかかり、撮影中は大きな音がします。また、X線の被曝はありませんが、磁気を使用するため、心臓ペースメーカー、心臓人工弁などの金属が体内に入っている場合や、妊娠中または妊娠の可能性のある人は検査を受けられません。

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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