Question
肺嚢胞の所見。再検査は何科を受診?
健康診断で「肺嚢胞疑い」の所見があり、経過観察でよいのか気になっています。受診して再検査するとしたら、どの診療科でしょうか。
男性/30代
2024/11/10
Answer
肺嚢胞(はいのうほう)とは、肺表面の一部が泡や風船のように膨れる症状で、肺の一番上の部分である「肺尖部」によくできます。「ブラ」という空気の袋(直径1cm程度の異常気腔)が破れると、肺の中の空気が胸腔内にもれて自然気胸を起こします。
肺嚢胞には先天性のものと、後天性のものがあり、多くは良性です。
胸部X線、CT、MRIなどの画像検査で、嚢胞の場所、大きさ、性状、周囲の臓器への影響などを診断します。
嚢胞が小さく、症状がなければ、治療の必要はありません。
肺嚢胞の所見を不安に思われているようですので、一度、呼吸器内科を受診されることをおすすめします。現在の肺の状態を診てもらい、経過観察や治療方針など、専門の医師に相談されると安心でしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /
関連するキーワード
再検査
胸部X線検査
呼吸器内科
関連する病気
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。