舌の変色

最終編集日:2024/1/19

概要

健康な舌はピンク色をしています。しかし、色の濃い飲食物(カレーやコーヒーなど)やたばこ、細菌の増殖やストレスなどさまざまな原因で変色することがあります。2〜3日で治るものもあれば、治療が必要な病気が隠れている場合もあり、注意が必要です。

舌に苔が生えるとは、舌の表面の舌乳頭(でこぼこした突起)に、細菌や食べかすなどがたまり、苔が生えたように見える状態のことで、舌苔(ぜったい)と呼びます。原因は口のなかの汚れ、唾液が少ない、ストレス、免疫力の低下などさまざまです。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・舌が紫色である(貧血によるもの)

医療機関を受診

・舌および頰や手のひらが赤い

・舌が黄色または黒い

・白く分厚い舌苔が見える

・黄色い舌苔が見える

・黒い舌苔が見える

様子をみる

・口をゆすいだり、舌を磨くことで色が消える

セルフケア

舌の色が赤い場合は、からだに熱がこもり水分不足の状態で、炎症が起こっていることもあります。

黄色は、肝臓や胃が弱っている可能性があり、紫色は血流が滞っている危険信号です。

考えられる病気

監修

新高円寺はっとり歯科医院 院長

服部重信

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