食欲のない父。糖尿病でも好物を食べさせたいが…
高齢の父についての相談です。2型糖尿病の持病があるので間食は控えたほうがいいとは思うのですが、体調がすぐれず食欲もないので、好物の甘い物を食べさせてあげたいと思ってしまいます。主治医に相談してみても大丈夫でしょうか?
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
お父様の体調がすぐれず、好物を食べさせてあげたいというお気持ちをお察しします。
一般的に2型糖尿病の治療では、血糖値を管理するために食事療法が重要とされています。一方、高齢者の場合は、厳格な血糖管理よりも低栄養・低血糖・フレイルの予防や、QOL(生活の質)の維持が優先されます。そのため、医師の判断によっては間食が許容される場合もあります。
間食をとる際は、洋菓子やチョコレートなど糖分の多い食品は、血糖値への影響を考慮し控えめにすることが大切です。一方で、ミネラルやビタミンがとれ、血糖値の上昇が比較的緩やかな食品として、ヨーグルトや少量の果物などを1日の必要エネルギー量の範囲内でとりいれることがすすめられます。
とくに高齢者の血糖コントロールに関して、日本糖尿病学会と日本老年医学会では、年齢、認知機能や身体機能などの健康状態を考慮し、個別性を重視した柔軟な目標設定が重要であるという見解を示しています。
体調がすぐれず食欲が低下している状況では、血糖管理よりも栄養状態の維持が重要になることがあります。まずは、主治医や看護師、管理栄養士などに相談されることをおすすめします。医師の指示のもと、量やタイミングに注意をしながら、無理のない範囲で好きなものを楽しめる方法を一緒に考えていくことが大切です。

みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。