フレイルになりやすい人とは

男性/60代
2025/04/03

フレイルの原因にはどんなものがありますか?  なりやすい人はいますか?

この質問への回答

東京都健康長寿医療センター研究所 研究副部長 笹井浩行

フレイル(虚弱)は、加齢により身体機能や認知機能などが低下した状態をいいます。これは要介護状態になる一歩手前の段階といえます。


フレイルは、さまざまな要因によって生じますが、加齢に加えて、次の項目に当てはまる人はフレイルになりやすいため、注意が必要です。


低栄養……1日の食事量が少なかったり、偏食や極端な食事制限などをしたりして、1日に必要な栄養がとれていない。

BMI判定18.5未満の「やせ」……1日に必要な栄養やエネルギー量が不足していて、低栄養から低体重になっている可能性が高い。

●運動不足……あまり歩かない、体を動かさない生活を続けていると、筋肉量が減少する。

●口腔機能が低下している……かむ・飲み込むがうまくできなくなると、やわらかいものしか食べなくなったり、食事自体が億劫になったりして、栄養が偏るとともに食事量が減少し、栄養不足に陥りやすい。

●社会や人とのつながりが希薄……就労、近所づきあい、趣味などがないと、社会から孤立し、家に閉じこもりやすくなる。

●慢性疾患がある……高血圧糖尿病などの生活習慣病、心疾患、腎臓病、骨粗鬆症などの病気がある。病気そのものの症状が原因でフレイルにつながることがある。


フレイルにならないためには、低栄養にならない食事(1日に必要な栄養とエネルギー量をとる)を心がけ、日常生活で無理なく続けられる運動を行って筋力を維持し、積極的な社会参加(就労、趣味、ボランティア活動、近所づきあいなど)をするようにしましょう。また、生活習慣病がある人は、適切な治療や管理を行うことが大切です。



※2025年2月18日時点の内容です。


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