Question

下痢や吐き気、腹痛は自律神経失調症の症状?

大学生で一人暮らしをしています。3日程前から、下痢や吐き気、腹痛、胃もたれのような症状があります。寒気や頭痛もあり、熱っぽさも感じています。何かの感染症でしょうか? 生活環境が変わって人間関係でもストレスを抱えており、自律神経が乱れているせいなのか、体の病気なのかわからず受診を迷っています。自律神経失調症でも、このような症状が出ることはありますか?

男性/20代

2024/06/15

Answer

ご相談者の症状は、下痢吐き気、腹痛、胃もたれ、寒気や頭痛などですね。まず考えられる可能性としては、消化器の病気や感染性の疾患(細菌やウイルスによるもの、いわゆる「かぜ症候群」等)を疑います。かぜとひと口にいっても胃腸炎を引き起こすウイルスや、頭や喉の痛みがひどくなるものなどさまざまです。食べ物を通じて感染する細菌などもあります。数日間でよくなるようであれば、一時的な感染症と考えられるでしょう。またふだんから、腹痛や下痢を繰り返しているのかどうか、片頭痛などの既往はないか、心身の疲労やストレスの状態なども、判断のための大事な情報となります。


下痢や吐き気、腹痛などがみられるということですので、まずは内科もしくは消化器内科を受診されることをおすすめいたします。

下痢がつづく場合には、脱水にならないよう少しずつこまめに水分を補給し(できれば経口補水液のような塩分と糖分の含まれる水分や白湯など)、体を冷やさないようにして休むことが大切です。


また、自律神経失調症は、原因不明の全身倦怠感や頭重感、動悸などさまざまな自覚症状があります。内科もしくは消化器内科を受診された結果、消化器や感染症などで見合う病気がない場合、自律神経系の症状を検討することになります。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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吐き気
下痢
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