Question

血尿は病気のサイン?がんの可能性は?

日曜日の夕方から半日ほど血尿が出ていたのですが、翌朝には止まりました。その間、臀部、腰周りのVラインの部分がいずかったり何ともなかったりしました。がんかもしれないと思うとすごく怖くなり、たばこと携帯灰皿をを捨てて禁煙を始めました。どういう症状なのか、何かわかることがあれば教えてください。

男性/40代

2022/02/20

Answer

血尿の症状があり、半日経過して翌朝には落ち着いたのですね。血尿がみられた間、腰周りの症状も時折みられ、がんの懸念もあったので、さっそく禁煙を始められたとのこと。症状から考えられることや対処、がんの予防についてご説明いたします。


まず、今回は相談内容の症状以外に、ほかの症状やけがなど背景となる要因はないものとして検討させていただきます。

血尿の症状で比較的頻度が高いものには、尿路結石があります。血尿は結石が尿路を傷つけることで起こりますが、症状は血尿のほか、激しい背部痛です。そのほか、女性に多い膀胱炎などの尿路感染、男性は前立腺炎などの前立腺の病気、腎炎、鼻血や歯磨き時の出血など血が止まりにくい症状が伴う場合は血液疾患、抗血栓薬の内服中の血尿など、泌尿器科系以外にも多くの原因が考えられます。


ご心配されている膀胱がんも、血尿はおもな自覚症状の1つです。男性に多く、60歳前後から増加し、高齢になるほど多くなる傾向があります。典型的な症状は、ある日突然、痛みを伴わない、目で見てわかる血尿がみられますが、数日以内に血尿は止まり、一時的な症状で消失します。一過性の血尿の場合、症状が消えるので安心してしまいますが、その後、症状がなくても、早めに泌尿器科を受診することが、膀胱がんとの鑑別のためにも大切です。


現時点で膀胱がんのリスク要因として証明されていることは、喫煙です。ご相談者様が直ちに禁煙を開始されたことは、膀胱がんをはじめ、そのほかのがんや呼吸器疾患、虚血性心疾患や脳血管疾患など、喫煙にまつわる多くの病気の発症を未然に防ぐ、正しい行動ですので、ぜひご継続いただきたいと思います。

ニコチンは依存性があるので、自力での禁煙が困難だと感じることもあるでしょう。その際は最寄りの禁煙外来を受診されると、禁煙治療を受けられます。禁煙のための医師のサポートも、選択肢としてご検討ください。また、ご家族や職場の方々など身近な方の協力や支援を得ることも有効です。協力していただくと心強いですね。


ご相談者の心配を解消するためにも、できるだけ早い段階で、泌尿器科専門医を受診なさってください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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