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リンパ球性間質性肺炎
りんぱきゅうせいかんしつせいはいえん

最終編集日:2026/4/20

概要

肺は、空気の通り道である気道が中心から枝分かれを繰り返しながら末梢へと延びており、その先端には肺胞と呼ばれる、ぶどうの房のような小さな袋がたくさん集まった構造となっています。肺の間質とは、この肺胞と肺胞の間の領域や、肺胞と血管の間の領域のことを指します。

間質性肺炎とは、この間質の領域に炎症や障害が起きたために壁が固く厚くなり、酸素を取り込みにくくなって呼吸困難やせきなどの症状をきたす疾患です。間質性肺炎のうち、原因を特定できないものを「特発性間質性肺炎(IIPs)」といいます。

リンパ球性間質性肺炎は特発性間質性肺炎のまれな病型のひとつで、肺に異常にリンパ球が集まって起こる疾患です。非常にまれに起きる病気ですが、シェーグレン症候群などの自己免疫疾患に合併することがあります。

原因

自己免疫機能の異常などが原因ではないかと考えられていますが、くわしい原因はわかっていません。

症状

長引くせきや、進行すると呼吸困難などが起こります。これらの症状は数カ月から数年にわたって続き、進行していきます。

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検査・診断

問診、触診、視診が行われ、胸部X線検査、CT検査、気管支肺胞洗浄などが行われます。そして肺生検を行い確定診断につなげていきます。

治療

薬による治療が行われ、炎症を抑えるステロイド薬や免疫抑制薬などが使われます。ただし、予後はあまりよくありません。

セルフケア

療養中

慢性の病気ですが、急に悪化して重篤な状態を引き起こすことがあります。主治医とともに常に病状の変化を確認しておく必要があります。

予防

間質性肺炎と診断された場合、かぜなどの感染症をきっかけに急性増悪をきたす場合があります。そのため、感染症の予防策をとることが特発性間質性肺炎の悪化予防につながります。日頃から手洗い、うがいを徹底し、肺炎やインフルエンザなどのワクチンを受けておきましょう。


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監修

がん研有明病院

次富亮輔