気管支肺胞洗浄検査での不安がある
夫が間質性肺炎で経過観察をしています。最近、呼吸器専門病院に転院し、新しい担当医に間質性肺炎の種類を特定する「胸腔鏡下肺生検」をすすめられ、麻酔下で行う方法を選択しました。さらに麻酔下での「気管支肺胞洗浄検査」の実施も提案されました。この検査では、検査後に発熱などの合併症も想定されるため、数日の入院になるようです。夫が合併症のことや、発熱などが生じた場合に、後半に行う予定の肺生検ができるか、心配しています。
女性/60代
2023/12/16
予定されている気管支肺胞洗浄検査は、気管支鏡を用いて、肺の一部に滅菌した生理食塩水を注入して回収し、回収された洗浄液中の細胞や液を解析します。これにより、病変の種類や程度を判定し、病気の状態を明らかにするものです。気管支肺胞洗浄検査後は、使用する生理的食塩水が多少、肺内に残るため、発熱やたんが出るなど、検査による影響がみられることがあります。しかし、軽度の場合は心配ないとされ、症状の程度によっては数日間、抗菌薬の内服や点滴で対処するとされています。
ご主人は、専門医と相談のうえ計画的に検査を予定されています。担当医は専門的な立場から、ご主人の状態を詳細に検討し、検査の合併症も含め、検査内容とスケジュールを立てていると思います。
検査後の発熱は、医師は想定していると思いますが、実際に発熱したときに生検検査を行うかは、発熱以外の症状なども含めた全身状態から医師が総合的に判断します。場合によっては検査を延期することもあるでしょう。発熱時の生検検査の実施については、検査を行う予定の医師に質問し、不安な点を確認して、納得・安心して検査に臨めるようにされるとよいでしょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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