口が大きく開かない、閉まりにくい
最終編集日:2024/1/19
概要
口が大きく開かない、という症状は、顎関節症、智歯周囲炎、下顎(下の奥歯)の炎症などが考えられます。
また、傷口から入った細菌が原因で発症する破傷風による開口障害は、明らかな外傷がある場合に疑います。ほかにも、神経伝達系の異常から起こるパーキンソン病や関節疾患のリウマチが原因で口がうまく開けられなくなることもあります。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
・けいれんがあり、全身がこわばり、口が開かない
・口が開かず、食事ができない
・下あごを中心に顔から首にかけて急激に腫れる
医療機関を受診
・あご周辺の痛みがつづいている
・微熱がつづいている
・頭痛がつづいている
・食欲がない
様子をみる
・食欲もあり日常生活に支障がない
セルフケア
顎関節に炎症が起こり、口が開きにくくなる顎関節症は、片側だけでかむ癖や歯ぎしり、ストレスなどが原因で発症します。口を開けるときに顎関節がカクッと鳴ります。緊急性はありませんが、歯科医院や口腔外科などへの受診が必要です。
考えられる病気
監修
新高円寺はっとり歯科医院 院長
服部重信
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パーキンソン病
口腔がん
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