目の出血
最終編集日:2024/1/19
概要
目の出血で考えられるのは、結膜下出血や結膜炎、目に異物が入ったり、外傷や高血圧などによるものです。なかでもよくみられるのは結膜下出血で、目のなかの細い血管が切れることで目が赤くなります。結膜下出血であれば、とくに治療をしなくても2週間以内に自然と治ります。
また目やにやかゆみを伴う出血は、ウイルスや細菌による結膜炎も考えられます。人に感染させる可能性があるので、受診し原因を確定するといった早めの対処が必須です。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
・目の出血に伴い頭痛や吐き気がある
医療機関を受診
・目やにやかゆみがある
・血圧が高く、頭痛や肩こり、吐き気がある
・歯肉(歯ぐき)の出血や鼻血が出る
・あざができやすい
様子をみる
・目の充血以外に特に症状がない
セルフケア
頻繁に目が赤くなる場合は目の出血をひき起こす糖尿病や動脈硬化、腎炎など、ほかの病気が隠れている可能性がありますので注意が必要です。
考えられる病気
監修
井上眼科病院 院長
井上賢治
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