心当たりもないのに白目が真っ赤になったのは、なぜ?

女性/50代
2025/01/29

先日、右の白目が真っ赤になりました。眼科では「心配ない」と言われ、1週間ほどで治りました。今回で2回目なのですが、原因が思い当たりません。なぜ白目が赤くなるのでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

白目の表面は結膜という薄い膜で覆われ、血管が多数存在します。目が赤くなるのは充血や出血を起こした場合ですが、それぞれの病態は異なります。


充血は、結膜の細い血管が拡張した状態です。おもな原因には、アレルギー性結膜炎、ウイルスや細菌による感染性結膜炎があります。目やに、目のかゆみなど、別の症状を伴うことが多く、炎症を抑える点眼薬や抗菌薬などが処方されます。


一方で、結膜下出血は、結膜の血管が切れて起こります。突然に発症し、小さな点状、斑状のものから、白目全体が真っ赤になってしまうものまで、出血量により大きさはさまざまです。 軽い異物感がある場合もありますが、多くは自覚症状がほとんどなく、眼球の中まで血液が入ることはないので視力の低下はありません。

誘因として、くしゃみ、せき、いきみ、過飲酒、夜更かしなどが挙げられますが、思い当たることがないケースが圧倒的に多いようです。


ほとんどが1~2週程度で自然に吸収されますが、出血が多いと、治まるまでに数カ月かかることもあります。吸収まで時間を要しますが、出血の吸収を早める治療はなく、診察によってほかの疾患がみられなければ、治療は必要ありません。

また、再発しやすい症状ではありますが、何度出血しても、それが原因で視力に影響を及ぼすことはありません。しかし、高血圧糖尿病、貧血などの治療中や、抗凝固剤(血液をさらさらにする薬)を内服しているときにくり返し起こる場合は、主治医への相談が必要です。

次回受診の際には、疑問に思うことなどを眼科主治医に相談し、経過の見方や再受診の目安などを確認されるとよいでしょう。


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