治療に疲れて精神的にも不安定な状態に
2025/12/16
年齢のせいか、白内障や高血圧、前立腺肥大など、複数の持病があって通院しています。体調がすぐれないせいもあり、ここのところ精神的にも不安定な状態です。治療にも疲れてしまい、薬を飲むのもやめてしまいたくなることがあります。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
個人差はありますが、加齢に伴い、これまでに感じなかった不調が現れたり、できていたことが難しくなったりすることで、精神的な不安や落ち込みを感じることは珍しくありません。こうした変化に戸惑うのは自然なことです。一般的には、ご自身で少しずつそういった変化を受け入れていき、今の自身に合った新しい生活のしかたや考え方を構築していけると、精神的にも安定していくことが多いと思われます。
ご相談の中で、「薬を飲むのもやめてしまいたくなる」という点がとても気にかかりました。高血圧や前立腺肥大などの治療薬を自己判断で中断すると、症状の悪化や合併症(脳卒中や心血管疾患など)のリスクが高まります。治療においては、主治医の指示に従って服薬をすることが非常に重要です。
もし「薬をやめたい」「飲み続けるのがつらい」などと感じる場合は、遠慮せず主治医に伝えるとよいでしょう。薬の種類や量の調整などの解決策を一緒に考えてもらうことも可能です。
また、精神的な不安が強い場合は、主治医に相談し、必要に応じて心療内科や精神科の受診、カウンセリングなどのサポートを受けることも有効です。

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