メンタル面が原因の痛み。受診は精神科？心療内科？

まず、精神科と心療内科の違いについてご説明します。

精神科では、気分障害(うつ病など)、統合失調症などの、いわゆる「心の病気」を専門に扱っています。不安やイライラ、やる気が出ない、集中力の低下、不眠など、おもに精神面の症状がある場合は、精神科への受診がすすめられます。　　　

一方、心療内科では、からだの症状の原因として、心の問題が潜んでいると考えられる病気が対象です。たとえば、自律神経失調症、ストレス性潰瘍、気管支喘息、過敏性腸症候群などです。おもにからだの症状がある場合は、心療内科への相談が適当と考えられます。

ただ、実際には、どちらの科でも相談できるケースが多いようです。

ご相談者の場合は、おもにからだの症状があるようなので、心療内科に相談してみてはいかがでしょうか。

心療内科の受診は、予約制となっているところがほとんどです。受診の際は、診療時間や予約が必要かなどを、事前に電話等で確認することをおすすめします。