テイクアウトや宅配弁当の購入時の注意点
テイクアウトや宅配弁当などの利用頻度が増えました。弁当を購入する際、衛生面で気をつけることはありますか?
男性/30代
2021/12/21
食中毒は、食べ物に付着した「細菌」や「ウイルス」などによって引き起こされる病気です。一年を通じて発生していますが、特に気温が高い季節は発生リスクが高まります。テイクアウトや宅配弁当は、調理してから食べるまでの時間が長くなりやすいのが懸念される点です。食中毒を予防するためには、次のような点に気をつけましょう。
・店舗での販売、配達時の温度管理
食中毒を起こす菌が増殖しやすい温度帯は20℃から50℃です。夏季は冷房中の室内もこの温度帯になります。販売されているときや配達時に冷蔵ケースや保温ケース、保冷剤、クーラーボックスなどを適切に使用し、温度管理がきちんとされているのかをよく確認しましょう。
・購入後、配達後の温度管理
お店で購入したら、長時間持ち歩かないようにします。他の買い物がある場合は、最後に購入しましょう。宅配弁当は在宅時に届くようにして、玄関先などに放置されることがないようにします。
・食べるとき
食べる前には、手をよく洗いましょう。買ったり、受け取ったりしたら、できるだけ早く食べるようにします。すぐに食べられない場合は冷蔵庫に入れ、食べるときに電子レンジなどで中心までよく再加熱します。
・注意したい食品
生卵、半熟卵、刺身、中まで火が通っていない(レア)肉料理などは、食中毒のリスクが高いので要注意です。暑い時期は特にこうした料理は避けたほうが無難です。卵、魚、肉などは、中までしっかり火が通っているかどうか確認しましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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