内視鏡検査

最終編集日:2022/7/29

内視鏡とは人体の内部を観察するための医療器具のことで、これを使った検査が内視鏡検査です。代表的な内視鏡検査には、食道、胃、十二指腸をみる上部消化管内視鏡検査と、大腸をみる大腸内視鏡検査があります。これらの検査で使われるのは、細い管(くだ)の先端部に小型ビデオカメラ(CCDなど)とライトを搭載した電子内視鏡です。管を体内に入れ、映像をモニターに映し出しながら異常がないか観察します。処置具を先端部から出し、組織の採取やポリープの切除、止血、粘液の吸引などを行うこともできます。
上部消化管内視鏡検査は、内視鏡を口または鼻から挿入します。通称「胃カメラ」とも呼ばれています。食道や胃にできた腫瘍、ポリープ、潰瘍、炎症など消化管の粘膜に現れるさまざまな病変を見つけることができます。必要に応じて組織の一部を採取し、病理検査に回します。内視鏡検査だけで病気を特定できることもありますが、さらにほかの検査をして確定診断やほかの病気との判別などが必要になることもあります。
大腸内視鏡検査は、上部消化管用の内視鏡よりもやや長くて太い大腸検査用の内視鏡を肛門から入れ、直腸、結腸、盲腸へと進みながら観察していきます。直腸から盲腸までの大腸にできたポリープやがんなどを見つけることができます。必要に応じて組織の一部を採取し、病理検査に回します。
どちらの検査も検査前には絶食が必要です。大腸内視鏡検査は下剤によって腸を空にします。

監修

寺下医学事務所 医学博士

寺下謙三

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