肌のかゆみを食事で予防!
最終編集日:2024/2/22
寒い時期は空気が乾燥しやすく、肌のかゆみを感じやすくなります。保湿剤などによるスキンケアとともに、食事からかゆみを予防していきましょう。
●積極的にとりたい栄養素
肌の健康を保つのに欠かせない栄養素は「たんぱく質」と「ビタミン」です。たんぱく質には肌の細胞をつくる材料に、ビタミンには細胞の新陳代謝やコラーゲンの生成のサポートし、乾燥を防ぐ、血流をよくするなどといった働きがあります。
乾燥が気になるときは、次のような食材を意識して食べてみましょう。
〈たんぱく質〉:皮膚の材料……肉(鶏のささみ)、魚(マグロの赤身)、卵、大豆製品(豆腐、納豆)、牛乳、ヨーグルトなど。
〈ビタミンA〉:皮膚の粘膜を健康に保って乾燥予防……緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、小松菜)、レバー、バター、卵黄など。
〈ビタミンE〉:血流を促進……卵、油(オリーブオイル)、ナッツ(アーモンド)、アボカド、かぼちゃ、大豆など。
〈ビタミンB2〉:皮膚の細胞の再生に役立つ……魚(ウナギ)、レバー、卵、納豆、乳製品(ヨーグルト)、ナッツ(アーモンド)など。
〈ビタミンC〉:皮膚とコラーゲンをつくる……果物(レモン、イチゴ)、野菜(ブロッコリー、ピーマン、青菜類)、いも類など。
●バランスよく食べることも大切
食事は1日3食を主食、主菜、副菜を意識してバランスよくとることが大切です。栄養面を気にしていても1日1食だったり、何かを極端に多く食べたり、逆に制限したりすることは避けましょう。また、寒い季節は水分摂取の機会が減るため、からだの潤いが不足している可能性があります。積極的に水を飲んだり、食事に温かいスープや汁物をプラスすることもおすすめです。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム
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