海外製のハンドクリームで手荒れ

海外で市販されているハンドクリームは、同じブランドのものでも、日本のものと少し成分などに違いがあったり、肌に合わなかったりする可能性があります。もし症状の改善が見られなければ皮膚科を受診してください。

こうした皮膚トラブルの治療では、通常は症状が治まるまで、皮膚の状態に合った薬を塗り、症状が改善した後は、保湿剤や軽い炎症を抑える軟膏などに切り替えることが一般的です。

ただし、患部をかいたり、肌に合わない石けんなどの使用を続けること、乾燥などが原因で、症状が繰り返したり、治りが悪くなることがあります。

まずは、かゆみがあっても、できるだけかかないようにして、刺激を避けるようにしてください。かゆみを強く感じたら、冷たい濡れタオルなどで冷やしてかゆみをやわらげる、他の作業に集中するなど、気持ちを紛らわす工夫をするとよいでしょう。

タオルなど肌に触れるものは、木綿などの天然素材がよく、手洗いの際には、こすらずにそっと押さえるように拭きましょう。また石けんを使ったときは、十分流水で洗い流すようにしてください。石けんの成分が残っているとかゆみやかぶれの原因になることがあります。

また、特定の食べ物でかゆみがでることもあります。その場合、手と足のみではなく、範囲が広く体全体に症状が出ることが多く、長く続くことが多いので、この場合はすぐに皮膚科を受診してください。