春に体調を崩してしまいがちなわけは?
最終編集日:2022/3/20
春は一般的に「明るく華やぐ季節」「過ごしやすい快適」というイメージも持つ人も多いでしょう。寒さの厳しい冬を越えて、春風が吹き草花が生き生きと輝く様子は、見ているだけで気持ちも弾みます。でも、春になると体調を崩しやすく、気分がすぐれないという人も。なぜ、この季節に不調を感じてしまうのでしょうか。
まず、冬から春にかけては「三寒四温」という言葉通り、寒くなったり暖かくなったりをくり返すという気候の特性があります。日ごとの寒暖の差に、なかなか体がついていかないことが、さまざまな不調の原因の1つになるようです。花粉症などの春先特有の疾患や紫外線の急激な増加といった注意すべき点もあります。
また、春は人間の世界でもさまざまな変化が起こる季節です。卒業・入学・就職・異動・転居などによる変化は、新しい環境への期待を感じさせるとともに同時に強いストレスになることもあります。体がだるく疲れやすい、意欲がわかないといった、いわゆる「5月病」といわれる症状も、この時期特有の不調を表しています。
変化に対して早く適応しようと、ついつい焦りがちになりますが、急激な変化ほど、心身にかかるストレスも大きくなります。転勤や子どもの進学など、自分以外の家族にも毎年何かしらの変化が起きています。知らず知らずのうちに、エネルギーを消耗してしまっているかもしれません。
とはいえ、変化は新しい発見や期待、喜びを伴うものであることも確かです。気候に逆らわず、環境の変化に対しては少しずつ心と体を慣らしていくなど「焦らずゆっくり」の気持ちで適応していきましょう。
監修
保健同人フロンティアメディカルチーム