Question

配属された途端に自信喪失

今春から新卒入社し、研修を経て配属されました。研修中は同期の仲間と励まし合いながら、無我夢中で取り組んできましたが、配属されてみると、仕事のできる上司や先輩に囲まれ、一気に自信をなくしてしまいました。周りにも迷惑をかけているようで、出勤するのがつらくなってきました。

女性/20代

2021/12/21

Answer

新社会人をはじめ、新しい環境で仕事を始める人が多いこの季節。「頑張ろう」という気持ちで入社したものの、緊張の中で研修を終えて、実際に配属された部署で仕事を始める頃から、「やる気が出ない」「自信をなくした」といった悩みが現れることがあります。


これは世間では「5月病」とか「6月病」と呼ばれ、新大学生や新社会人が新しい環境へ適応できないことを指すポピュラーな言葉として浸透しています。ということは、あなたが特別なのではなく、多くの人が陥りがちな状態なのです。では、このような状態を、どのように乗り越えていけばよいのかを考えていきましょう。


就職活動でも大変なエネルギーを使い、やっとの思いで入社された方も多いでしょう。入社したことがゴールとなって燃え尽きてしまい、次の目標が見つけにくくなっているのかもしれません。あるいは、職場に1日も早く慣れようと、かなり無理をしているのかもしれません。


このような状態が続くと、疲労や緊張の蓄積から「朝起きられない」「出勤するのが面倒」などの不調が現れてきます。さらには、思い描いていた仕事への期待と現実とのギャップに焦りや不安を感じるようになり、「なぜこんな会社に入ってしまったのか」「この仕事には向いていない」などと悲観的になり、最悪の場合、早い時期での退職に結びついてしまう危険性もあります。


これまでとは違う世界に飛び込んだ新社会人が、新しい環境に戸惑うのは当たり前のことです。あなたが「仕事ができる」と感じている上司や先輩も、最初から仕事ができていたわけではなく、あなたと同じように戸惑い、悩みながら現在に至ったことでしょう。


新入社員は、最初は何もわからないのが当たり前で、周囲に迷惑をかけることも普通です。入社後1年くらいは、何を聞いても許される“特権”があります。わからないことを最初の1年のうちに聞いてしまうくらいの気持ちで、遠慮なく上司や先輩に相談してみることです。体験を基にした的確なアドバイスが得られるでしょう。


おそらく、このような悩みに最も共感してもらえるのは、同じ道を歩んでいる同期の仲間でしょう。お互いに悩みを吐き出し、愚痴をこぼしながら、悩みを分かち合う機会を作ってみてください。それを横のネットワーク作りのチャンスにしましょう。加えて、家族や友人に対しては「話しても事情はわからない」「話しても解決しない」と思わずに、ときには悩みを話してみましょう。客観的な立場からの意見がもらえるかもしれません。話すことそのものが、ストレス解消になります。


一方で「5月病は一過性のもの、時間がたてば治るだろう」と考えて、しんどい状態を我慢してしまうことは危険です。体調や気分の異変が続くようならば、早めの受診を検討することも必要です。あなた自身の体調変化に十分留意しながら、この時期を乗り越えましょう。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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