どんな症状? 男性の「更年期障害」

最終編集日:2024/5/23

体がだるく、やる気が出ないのは、連休疲れが長引いているせいだと思っている中高年男性の方へ。もしかしたらその症状は「男性更年期障害(LOH症候群)」によるものかもしれません。更年期障害は女性だけでなく、男性にも起こります。男性更年期障害は、加齢によるテストステロンという男性ホルモンの減少、ホルモンバランスの乱れが原因です。


●症状

男性更年期障害では、性機能障害、うつなどの精神症状、ほてり、疲労感などの身体症状が現れます。


●受診の目安

男性ホルモンが低下していく40歳以降、出勤が億劫に感じられたり、集中力が続かなかったり、倦怠感やイライラ、性欲低下などの症状がある場合、男性更年期障害が疑われます。まずは泌尿器科を受診してみることをおすすめします。


●治療法

治療としては、加齢に伴う血液中のテストステロン分泌の低下を補う、テストステロン補充療法が行われます。これにより症状は改善しますが、一般的には長い目で経過をみていきます。

また、禁煙やバランスのよい食事、ウォーキングなどの適度な運動を心がけことで症状の緩和につながることもあります。


監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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