肛門のかゆみ

最終編集日:2024/1/19

概要

肛門は自分で確認しにくいので病状がわかりにくいのですが、おもに分泌物や便などによる湿疹や皮膚炎、痔の症状、細菌やカビ、ウイルスによる感染症、蟯虫症など寄生虫による症状などが考えられます。

ほかにも、肛門の粘膜が食べ物によるアレルギー反応を起こしたり、石けんやシャンプーなどにかぶれたりすることで、かゆみが現れることもあります。

糖尿病や肝臓や腎臓の病気など全身疾患によるものや、肛門のがんなどでかゆみを感じることもあります。

最近、増加傾向にあるのが温水洗浄便座の使いすぎによるかゆみです。温水で肛門を洗いすぎて皮脂が洗い流され乾燥することで、皮膚のバリア機能が低下して、細菌感染を起こしてしまうのです。洗いすぎには注意が必要です

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・かゆみとともに出血があった

・かゆみが痛みに変わり、がまんできない

・かゆみ以外に発疹が現れた

医療機関を受診

・かゆみがなかなか治らない

・範囲が広がって悪化しているようだ

・かゆくて眠れない

様子をみる

・2〜3日でかゆみが治まった

・たまにかゆくなる程度で、あまり気にならない

セルフケア

痔などかゆみの原因がはっきりしているときはその病気に対する治療を行い、わからないときはできるだけ刺激をしないようにします。そしてかゆみが長期間つづく、下着が汚れる、かゆくて眠れないなどの症状がある場合には、皮膚科や肛門科のある医療機関で相談しましょう。

考えられる病気

監修

草間かほるクリニック 院長

草間香

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