舌のもつれ

最終編集日:2024/1/19

概要

舌がもつれるという症状は、舌が滑らかに動かず、言葉をうまく発しにくくなり、言葉が不明瞭になる状態です。

人が言葉を話すときは脳で言葉をつくり、それを声帯、口や舌、頰の動きなどを連携して発することで初めて聞くことができる言葉になります。

こうした言葉の障害は、おもに非流暢性失語症(運動性失語症:聞いて理解できるが話せない失語症)や構音障害によって起こります。


失語症(非流暢性失語症)は、話したい言葉があるが、どう話したらよいかを脳の障害で構築できないため、思った言葉と異なる言葉が出てしまったりします。大脳の言語領域が障害されたときに生じ、原因として脳出血、脳梗塞脳腫瘍、外傷などがあります。

一方、構音障害は、舌やのどや唇などの言葉を発するために必要な部位の運動障害によって、発語が不明瞭になった状態です。この原因には、脳の病気では脳梗塞や脳出血が、神経の病気ではパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症が考えられます。また、舌の病気である舌がんなどが関係していることもあります。

受診の目安

救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診

・舌のもつれに頭痛、意識障害などが併発した

・思いどおりに話せない、別の言葉になってしまう

・手足の麻痺や、顔のゆがみもある

医療機関を受診

・もつれだけだった症状に痛みやしびれも加わった

・舌にしこりができてしゃべりにくい

様子をみる

・高齢になり、言葉が出にくくなった

セルフケア

思った言葉が出にくくなったり、別の言葉が出てしまったり、舌がもつれるという症状がある場合には、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。

考えられる病気

監修

昭和大学 医学部脳神経外科 名誉教授

藤本司

関連するキーワード

脳梗塞
脳出血
パーキンソン病
舌のもつれ
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